足がつる症状・・・。それってもしかしたらビタミン不足かも?

足がつる症状

足がつるとはこむら返りとも呼ばれるものです。
足の筋肉が異常なほどに収縮し、強い痛みを感じます。
足がつる症状はふくらはぎに多くなっており、足や手など様々な箇所でも起こります。

 

足がつるのは珍しいことではなく、誰でも一生のうちに1度や2度くらいは経験します。
寝ているときに激しい痛みを感じたり、スポーツ時やちょっとした姿勢のかけ方によってもこむら返りは起こることがあります。

 

こむら返りには色々な原因があるとされています。

  • 筋肉の疲労が蓄積したため
  • 足の冷えから
  • 栄養不足

などが主な原因です。
夜中に足がつるのは日中の筋肉疲労がうまく解消されない原因が多く、スポーツ時は脱水やミネラル不足にて起こります。

 

妊婦さんのように栄養がたくさん必要となる方は、栄養不足が原因となることがあります。

 

いずれにしても病的なものではなく、一時的な体のコンディションの変化により起こります。
病気がもととなるのは降圧剤やホルモン剤などの薬剤で影響されたり、血管の詰まりや神経の圧迫なども原因となります。

 

注意が必要なのは脳梗塞のように命に関わるものや、糖尿病など合併症を起こす病気です。
これらの原因が無ければ足がつる症状は一時的なものと考えましょう。

 

こむら返りを自分で治すには?

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ビタミン不足との関係性

こむら返りとビタミン不足との関係性が指摘されています。
ビタミンのなかでもビタミンB1不足があると足がつるといわれています。

 

ビタミンB1とは糖質をエネルギーに変えるビタミンのことです。
糖質を多く食べる食事の方は消費量が多くなりやすく、日本人はお米を主食にすることから積極的に摂らないといけない栄養素です。

 

ビタミンB1は糖をエネルギーに変えるほか、神経や筋肉の働きを正常に保つ作用もあります。

 

ビタミンB1を1日に摂取する量は、男性は少し多く1.2mg〜1.6mgで、女性は0.9mg〜1.2mgを目安にすると良いでしょう。
不足すると次のような症状を感じやすくなります。

 

  • 疲れやすい
  • 集中力の低下

疲れやすいのは糖をエネルギーに変えることができないためで、エネルギー不足により起こります。
集中力の低下も同じ理由からで、脳に栄養が行き届かないため感じます。

 

さらにひどくなると手足のしびれやむくみ、こむら返りなどの症状が起こります。
昔の日本人の病気として多かった脚気もこのビタミンの不足が原因です。
糖質ばかり食べていてビタミンが少ない食生活ではなりやすいため注意しましょう。

 

脚気は酷くなると死亡する人もいたほどです。
やがて心不全に至り血圧が下がってショック死してしまうこともありました。

 

足がつる人はこの対処法!!

ビタミンB1が不足する原因

こむら返りの原因ともなるビタミンB1不足は日常生活の問題で起こります。

 

  • 偏った食生活
  • 糖質で失われやすい
  • もともと取り入れ難いビタミン

このような理由から今でも不足している人がいるといわれています。

 

江戸時代に死亡者を出すほどのビタミンB1不足による脚気ですが、飽食の現代でも不足している人はいます。
今では脚気になり死亡する人はほとんどいませんが、初期症状としてこむら返りが起こりやすいため見逃さないようにしましょう。

 

例えば糖質を多く摂る方はビタミンB1の消費量が多くなるため不足しがちです。
水分補給を清涼飲料水で摂取したり、インスタント食品が多い方、甘い物を多く食べる方、アルコールの影響からです。

 

糖を分解するにはビタミンB1が必要で、大量に糖を摂ればそれだけビタミンB1も必要となります。

 

さらに注意しないとビタミンB1は摂取しにくい特徴もあります。
水に溶けやすい性質を持っており、調理の熱でも失われます。
野菜や穀類から摂取しても、なかなか摂取量が多くならない人もいます。

 

また、体に溜め込みにくくすぐに排泄される特徴があるため、こまめな摂取が求められます。
食品に含まれる約50%程度しか摂取できていないのが実情です。
意識しないとビタミンB1は不足しやすい栄養素です。

ビタミンB1不足で起こること

ビタミンB1が不足すると最初は体のだるさを感じます。
食欲不振がみられ、全身がだるいような倦怠感が出てきます。
これはまだ初期症状で、注意していればビタミンB1不足を解消できます。

 

体のだるさはとくに下半身に及びやすく、症状が酷くなればこむら返りにも発展します。
この段階でビタミンB1不足にいち早く気が付き、摂取量を多くする食事の工夫で予防することができます。

 

次第に症状が進行すれば脚気となり次のような症状が出ます。

  • 動悸
  • 息切れ
  • 感覚の麻痺

これらの症状が現われる場合はビタミンB1不足が深刻化しています。
放置すれば手足に力が入らなくなり日常生活も送れず、寝たきりとなります。

 

もっと放置すれば最終的には心不全を起こし死に至ります。
現代社会ではここまで進行することは考えられませんが、初期症状のだるさやこむら返りの症状などは多くの方が実感しやすくなっています。

 

まさか体のだるさがビタミンB1不足にあると考える方は少ないのではないでしょうか。

 

だるさや足のつりなど初期症状から判断する以外には、膝の下を叩いて跳ね上がるかで診断が可能です。
足が跳ね上がらなければ脚気にまで進行しているといえます。

 

ここまで進行すれば医師の診察が必要となるため、できるだけ体のだるさやこむら返りの段階で栄養補給するようにしましょう。